本漆塗蒔絵万年筆　群馬図

輪島屋善仁謹製　本漆塗蒔絵万年筆　群馬図（ぐんばず）

国産の本漆を使用し、蒔絵や螺鈿などの装飾技法が施された万年筆です。
蒔絵とは、漆で文字や文様を描き、その上に金粉や銀粉を蒔いて表面に定着させる装飾技法のことで、
螺鈿とは貝殻の内側にある真珠層を切りだし、表面に埋め込んで漆で仕上げる装飾技法です。
金をふんだんに使用し、部位によって多くの技術を使い分けてつくられた贅沢な逸品です。

群馬図（ぐんばず）とは？

群馬は富や権力の象徴。
農耕、運搬、戦さと、馬は人々の暮らしに欠かせない生き物であり、家族であり、貴重な財産でした。古来、権力者は豊穣や戦力の象徴として、群馬図を良く描かせました。

群馬県の名前の由来

「車群」は「群馬（くるま）群」に改められました。
「群馬」の漢字を当てた理由は、この地方で多くの牧馬が飼育されていたことと、古代の人々にとって馬は権威を示す家畜として豊かさの象徴であったことだと考えられます。

ペンドクターによるペン先の調整

ペン先は14K（金）製で、先端部をロジウムメッキで仕上げています。
呉在住の著名なペンドクターによるペン先の調整が行われます。
万年筆は使い続けることによりペンポイントが少しずつ削られ、書きやすくなっていくもの。それをペンドクターの手によりペン先（ペンポイント）を検品し、最初から使いやすい状態で提供します。さらに、購入後にもペン先の再調整が可能です。
(※購入から1年以内かつ1回に限り、ペン先の再調整が可能。）

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